イリノイの閑話休題強盗

The Illinois kanwaQ-die Bandit

与太話なしでは生きていけない作家・吉川良太郎ブログ


18世紀英国医学ロマン『解剖医ハンター』(吉川良太郎 原作=脚本)
徳間書店より全三巻発売中。
*原作に関する虚偽情報にお気を付けください。
また上の事情によりコメントは承認制にしました。
詳細はプロフィール欄を参照してください。

SF短編アンソロジー『SF JACK』
角川書店より発売中。
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おれは浮気はしない(『関白宣言』)
きっとしないと思う。
ていうかできないと思う。



ももさんの職場は女性ばかりなのだけども
年上の同僚になにか吹き込まれたようで
身に覚えのない疑惑をかけられる。
「一見、浮気なんてしなさそうな人がするらしい」
しそうな男もしなさそうな男も怪しいとなったら逃げ場がないではないか。

「普段のももさんとの会話を思い出してみなさい」
「……『昔の話だけど』て話しだすから思い出話でもするのかと思ったら
『ペリーが浦賀に来たときにね』とか『間宮林蔵は忍者だったんだよ』とか続いて
ずっこけることがよくある」
「今日は『ピラニアって意外と人食わない』という話をしようと思ってました」
「ああ……モテトークとは無縁なのね」


19世紀、ナポレオンの外務大臣だったタレイランは
特に美形でもなく、
脚に障害があるためダンス(当時のモテ男の必須教養)もできず、

おまけに若くしてハゲたというモテの逆境に生きた人だったが、

かの有名なカザノヴァをもしのぐ最強のプレイボーイだった。

その秘密はきわめて巧みな「話術」にあったという。

現代でも売れっ子ホストは顔より女性をとろけさせる話術が大事だというし、

実体験に照らしても顔がよかろうがスポーツができようが

トークがダメな男はモテなかったと思うのだが

よく結婚できたな、ぼく。


ももさんとは高校時代からの付き合いなので、
昔から浮気以前に非モテ要素に事欠かないということを思い出させた。
納得してもらえたけど虚しい。
| 吉川良太郎 | ももさんと | 01:37 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
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初めまして今晩は。

女性として一番知りたいのは、仮にモテたら浮気するか否か、だと思うのですが、そこら辺はどうなんでしょうか…?
何となく、同じく(? すいません)非モテ系の伴侶を持つ身としては是非お伺いしたい所です。
| 小菅 | 2010/06/03 8:31 PM |
得られるものに対してリスクが大きすぎるし
そこそこ奥さんに大事にされてるので
モテてもしないだろうなというのがウチの場合です。
とはいえ世の中「魔が差す」ということもありますが
魔が差して最終的にエライことになった知人を見てるので
やっぱりしないんじゃないかなと。

余談ですが奥さんに「ぼくが浮気したらどうする?」とたずねたところ一言
「……もぐ」
と意味を考えるほどに背筋が寒くなる回答が返ってきました。
| ヨシカワ | 2010/06/05 5:58 PM |









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